外壁サイディング塗装
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新築時にハウスメーカーと綿密な打ち合わせの上、決定した外壁は、できたら長期に渡って新築のイメージをもち続けたいものですが、建物の劣化が進み、あの艶やかな色彩が薄れてきました。
サイディングは表面に耐湿性のある塗装が施されサイディング間には防水用のシーリング剤が施工され、建物を保護しています。
劣化の状況から判断しサイディングボードを新築時に近い風合いのまま長期に維持できるUVプロテクトクリアー塗装でするか塗りつぶして全塗装するか経験を積んだ窯業系サイディング診断士にアドバイスを受けることが最も大事なことです。赤外線サーモグラフィーカメラによる温度変化の画像から判断し、適切に施工させていただきます。 |
外壁
外壁ボード割れの表面塗装、退色、チョーキング検査も大事です。劣化の状況基準になります。また、雨樋の退色チェックも同時に行いましょう。
←チョ−キング検査
目地の状況
シーリング部を目視にて点検してください。剥離が大きい場合は、薄いゲージ(名刺等)を差し込み奥まで入るようでしたら補修が必要です。補修する場合、サッシ廻りは増打ちですが、縦目地の場合は既存のシーリグ材を切り取り、プライマー塗布の上シーリング材を充填します。
シーリング工事は防水工が、塗装工事は塗装工と区別をつけて施工することもポイントです。安かろうではなく内容を確認することです。
価格は目地の状況、外壁素材の種類、どのような塗料で塗装するかによって違います。しっかり現地調査した上でお見積りさせていただきます。
外壁サイディングの工程についてサイディングには、窯業系サイディング、金属サイディング、合成樹脂サイディングがあります。
「窯業サイディング」の場合、製造時の表面塗装は9割がアクリル系塗料を使用していますので、塗装が必要です。特にサイディングボードをつなぐ「目地が割れている」といった場合は、サイディング自体の吸水による「膨れ、ヒビ割れ、はがれ、反り」などを誘発し、漏水の原因になります。いずれにしろ、傷みが大きくならないうちに早め早めの処置が住まいを長持ちさせるポイントと言えます。
劣化した目地
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目地補修
古く劣化した目地をカッター等で切れ目をいれながら剥がします。 |
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プライマー
養生(青いテープ部分)を施してから接着剤的下地材(プライマー)を刷毛塗りします。 |
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コーキング(シーリング)充填
シーリングを充填し、弾力性のあるヘラで均します。 |
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壁面塗装上塗り
この作業が十分でないと剥離の原因になってしまいます。 |
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完成
早めに養生テープを除去して完成です。
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この作業は塗装する前に下地処理として作業するもっとも重要な作業です。この作業を弊社では塗装技能士ではなく、防水技能士に施工させてから塗装技能士が壁面塗装につなげています。 |
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